福田恒存評論集


昨日発売日だったのだが、
近場の大型書店にはまだ入っていないらしく、
アマゾンも当日から在庫切れ扱いになっていて、
おそらくは納品が遅れているのだと思われる。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4892055484
(追記:これを書いている最中に入ったらしく、
    二点ほど在庫があるようだ。
    28日1422時現在)


アマゾンではどうやら正字(旧字)と略字(新字)
の対応が出来ていない場合もあるらしく、
福田恒存評論集』ではなく、
福田恆存評論集』で検索しないと当らない。
近場の市立図書館では新字に統一されていて、
旧字だと蔵書検索ではじかれてしまう。
まったくややこしい事だ。


今以てアマゾンでは書影すら見れないが、
http://www.rup.reitaku.jp/
出版社のHPも発売日が過ぎてなお
更新されていないほどなので、
仕方ないのかもしれない。
(追記:HPの更新を確認)
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/31988583
http://www.bk1.jp/product/02944529
ヤフーとbk1では書影を見る事が出来るが、
在庫状況は不明。


こちらのブログでは
新宿の書店ですでに販売されていたとの事。
http://d.hatena.ne.jp/thigasikawabata/20071127
どうやら月報が付いていないそうだが、
記憶が正しければ文芸春秋社
福田恒存全集』の時も月報は付いていなくて、
解説も本人による覚書になっていたから、
編集をなさった福田逸氏の意向なのではなかろうか。


http://logos.blogzine.jp/1/2007/11/post_83d1.html
こちらのブログでは刊行の辞と
刊行予定の折り込みちらしと思しき画像を見る事が出来る。
全集未収録の「否定の精神」が入っているとよいのだが、
こちらでは確認できなかった。


値段は税込みで2940円のようだが、
作りを見ないと厳密に判断できないが、
値段から察するに、
それなりの数は刷っているのではないかと思われる。
(値段設定は概ね初版の刷数によって決まる)
『福田全集』の装丁は中々良かったのだが、
今回はどうなのだろうか。
評論集とか全集の類では珍しく
ソフトカバーらしいので
その辺は余り期待できないのだが、
最近はソフトカバーでも4000円から
5000円くらいするものもあるくらいなので、
これは頑張った方なんじゃないかと思う。