2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

雅号とHN

かなり古いネタであるが、極東ブログの 「[書評]ウェブ人間論(梅田望夫、平野啓一郎)」に対して、 http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2006/12/post_a97b.html 著者の梅田さんがこういう形で返礼されておられた。 http://d.hatena.ne.jp/umed…

動機など気にしない方がいい

常々思うが世人やマスコミの中の人たちは どうしてああも動機にこだわれるのであろうか。 あるいはこれは日本人全体に言える事なのかもしれないが、 動機や原因を突き詰めて悩む事が 良い事だと思っている節がある。 精神病やカウンセリングなどでも言える事…

近代精神

資本主義の精神は前近代社会の倫理の 否定の上に成り立っている。 マックス・ヴェーバーの指摘した プロテスタンティズムの倫理だけでは不十分である。 資本主義の精神は三つの支柱によって成り立っている。 第一は、ヴェーバーの指摘した勤労のエトスである…

カタカナ表記についての断章

先日、かつて仰いだ師の本の書評を漁っていたら、 どうしてこの人(私の師)は ルビに日本語読みをふるのだろうか、 「ぼくせいき」とか時代錯誤でテラワロス(意訳) という風にあるブログに書かれていた。 さらに似たような話が 言葉に敏感であるはずの作…

ユンダム第4話

第2話で強襲揚陸艦(上陸作戦用の空母)らしき艦船1隻に、 駐屯基地を爆撃された挙句、MS部隊を壊滅させられた上に、 3話でもう1回フルボッコにされるという 損な役回りの偉大な中華帝国もとい人革連の 毛総書記もどきが切れてはじまる第4話。 ちなみに…

進化と保守

社会や自然の本質は保守的である。 それ自体が維持を目的として 秩序という意志を発生させるのであるから、 それは本質的に保守的にならざるをえない。 イノヴェーション、エヴォリューションは何故起こるのか。 市場における新興企業による新しい分野の開拓…

初音脳

スーパーで長葱を買った帰りに葱を振りつつ 「Ievan Polkka」を無意識に口ずさんでいた。 うむ、みっくみくにされてしまったようだ。 (オチはない)

『スクールデイズ』と怖い物見たさ

昔、知り合いの女と話していて、 どういう経緯でそういう話になったのか忘れてしまったが、 昼ドラのドロドロ男女関係について話した。 そこで彼女が 「ああいう(展開やドラマ)のを好むのは、 そういうことを経験したことがない人だ」 と言っていて、 いや…

知識人と刃物

今昔を問わず、 知的な影響を受けやすい人々というのは、 新しい言葉や概念が好きなようである。 その様子はあたかも 初めて小刀を持った子供のようで危なっかしい。 万能ナイフのように何でも切れると思い込んでいるから、 刃がどんどん欠けていく。 始末が…

NHKスペシャル「100年の難問はなぜ解けたのか〜天才数学者 失踪の謎〜」

中々面白かったのだが、 グーグルおじさんに詳細をたずねると、 これはNHKハイビジョンの簡略版という解答が得られて、 少々気分を損なう。 ある人が現代の労働者を、 正社員、派遣(契約)、バイトの 「プロレタリアート三層構造」などと茶化していたが…

暴走機関車

『暴走機関車』という作品を見る。 黒澤ファンには曰く付きの映画。 しかし、案外面白い。 これを黒澤で見たかった。 原案、脚本はほとんど黒澤監督のものらしい。 某レビューサイトに載っていたが、 徹底したヒロイズムの排除をした映画だった。 どうしよう…

ガンダム00 ep.3

ユンダムも3話まで来たのだけど、 いまいち「これは」と言うほどには面白くないなあ。 まずもって、世界設定がややこしい割に説明不足だし、 ヒロインが空気化(今のところ1コマ1セリフのみ)しているし、 24世紀の割にやけに21世紀臭い世界観。 設定…

ブログとSNSについて

ブログとSNSに関する省察の覚書。 思い付き故にさほど深いものではないし、 技術的な話も出来ない。 あしからず。 ネットに関して「ウェブ2.0」だとか そういう議論が為されているようだが、 我輩はそうした議論にあまり関心を持たない。 白黒テレビがカ…

『銃とチョコレート』(乙一)

ひらがなが多くて読み難いという 意見を聞いていたが、実際、読み難い。 日本語は同音異義語が非常に多い。 これは漢語由来の熟語に指摘される事が多いが、 漢語とは関係無い語彙においても散見される。 これはおそらく日本語の音に 母音が多いためではない…

天城忌

憲政記念館に最近「尾崎行雄メモリアルホール」が出来ていたが、 我輩はむしろ我が国の「憲政」史上、 最も讃えられるべきは斎藤隆夫であったと思う。 (嘆かわしいことにはてなのキーワードにすら登録されていない) 確かに尾崎の 「玉座を以て胸壁となし …