2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ワイマール、ワイマール

件の薬害肝炎が議員立法で 手打ちになるとかいう 「政治決断」とやらが出たそうで、 とっさに、ああ「天長節」だからか、 などと思った我輩は脳みそがどんだけ古いのか。 オタクの言説界隈で決断主義がどうのこうの 云うのがあらわれて実に不愉快であったが…

たわごと

はてなハイクを眺めていると 実にくだらない事を 思い付いたので書き残す。 郵政一刀流 小泉純一郎 憲法改正総花流 安倍晋三 ふふん総受無刀流 福田康夫 うむ、我ながら実にくだらん。 (落ち無し)

線引きの問題

薬害肝炎の問題が 世間の注目を集めているようだが、 あの和解修正案以上のものは さすがに出てこないのではないかと思う。 理念をあまりにリジットに 捉える運動家たちというのは、 合理的でもないし、 規則を重視している訳でもない。 「政治決断」云々と…

ぷちぷち

ブログを始めて以来、 どうしてもやめられない悪癖に リファラ、リンク元を辿る事がある。 別段、一々チェックしなければ ならない訳でもなく、 大体、読まれて困るような事は 書かないにしくはない。 ただ、何と言うか、 「ぷちぷち」みたいなもので、 リン…

とある茶番劇の見聞と感想

「アキハバラ解放デモ」の中心人物であった 古沢克大氏が氏とその周辺に対して批判的であった、 『世界の中心で左右をヲチするノケモノ』 の執筆師に対して賄賂を贈った事件は、 「はてな村」の片隅で大きな反響を呼んでいる。 http://d.hatena.ne.jp/plumme…

平均化の時代

【週末読む、観る】東大生は何読んでる? わが国の最高学府、東京大学の学生は今、どんな本を読んでいるのだろうか。「やはりこの時期、(平成20年版が出そろった)六法や話題のミシュランガイド、そして就職関連の書籍がよく売れている」と山田宏和店長。…

良心と倫理

日本の言論というのは、 素人玄人の違いを抜きにしても、 感情と美意識を根底に 個人的な良心と倫理の不均衡で 彩られているように思われる。 元より社会的関心抜きに 個人的良心など成り立つはずがないし、 あるいは個人的良心を顧みない 倫理は狂信と区別…

ぼんやりと

先日押入れから出したばかりの 炬燵で茶をすすりつつ、 世は全て事も無し と念仏を唱えるように独り言。 方法論的関心と実質的な諸結果は反比例し、 数学者のアンリ・ポアンカレは、 科学を「最も多くの方法をもちながら 最も少ない結果しか産出しないもの」…

徴兵制云々

どこぞのポピュリスト知事が 思い付きで徴兵制について発言したところ、 あたかも燎原の火の如く、 瞬く間にネットと各メディアに 反発と軽蔑を撒き散らされた。 その場のノリでこのような発言をするのは、 確かに言語道断ではあるのだが、 必ずしも非現実的…

ようこそ幻滅の時代

野球で韓国チームがずるをやらかしたとかで、 ネット上で話題になっていたが、 最近、韓国に行った知人によると 急速に韓国もポストモダン化しているらしく、 若い連中はすっかりしらけてしまっている。 当たり前だが、社会の権力を握っているのは、 中高年…

「赤木智弘」論とその周辺

何れ本館でしっかりとした 批評を書く予定では居るのだが、 道筋を付けるべく、 いくつかの覚書を残して置く。 散漫な筆を振るうが、 覚書という性質上、 読まれる方は諒とされたい。 http://d.hatena.ne.jp/t-akagi/20071204 キャンペーン・ブログにまた新…

修正主義について

修正主義という言葉は、 ファシズムと同じく 最早罵倒語としてしか用いられないが、 原義に即せば必ずしも悪い言葉ではない。 要するに「re-vision」見直すのである。 この言葉はいわゆる右派に対して、 あるいはより端的に言えば、 「つくる会」の教科書に…

「おたく」

「おたく」と呼ばれる人々は、 「もの」にこだわる人々なのか、 それとも「こと」にとらわれた人々なのか。 前者であれば物欲の延長であろうが、 「おたく」と呼ばれる人々において、 物欲が乏しい人間を見つける事はむつかしくない。 その行為は受動的とい…

ピエテートと知識人について

http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2007/11/post_00f6.html まだやってたのか、 というのが率直な感想だが、 このマックス・ヴェーバーの 「ゴシップ」の是非は置いておくとして、 実際、ヴェーバーという人は 「愛」という言葉を使わない。 …